Das tapfere Schneiderlein

今週のお題「2012年に買って良かったもの」
 通算で10時間くらいしか使ってないけれど、'12アンタレスHGはとにかく調子がいい。寒い時期なので毎回1〜2時間くらい使って、海水なのでその都度洗ってたら3,4回でメインギヤのグリスが切れてきたので一度オーバーホールして。オーバーホール自体はアンタレスARより楽かも。まあ、シマノのベイト分かる人なら全然大丈夫な感じ。で、また今日海に持って行ってアブラメに遊ばれて。。

 新構造的なとこだと、X-SHIPは確かに巻き心地いいね。負荷掛かっててもギヤのタッチ感が無くて不思議な感じ。機械的な安心感も有るし。あとは本当の大物とかメタルジグやってみてやらないと結論はでないかな。

 SVS∞は、まだ感じが掴めない。。いや、ブレーキシューのオンオフで素直に制動力が変わるんだけど、ダイヤルの1~6で特性が大きく変わる。例えば、赤のシュー2個ダイヤル1とシュー1個ダイヤル6では最大の制動力が同じくらいになるんだけど、キャスト後半の制動力の落ち方がシュー1個の方が全然少なかったり、これはギターのハイポジション、ローポジション的な感じかな。あと、ダイヤルの1~2くらいは変化がかなり大きくて、6に近づくに連れて変動が少なくなる。ブレーキパイプのテーパーが直線(に見える)だから仕様がないと思うんだけど、もしアンタレスA1が出るなら、テーパー変更して1~3くらいまでと~6までで制動力の変動率が一定になるようにして欲しい。

 他には、軽量化とか。 軽量化は感じる。だけど、フレームが軽いのに本体Aが重いので、結果として質量が外に寄ってるから微妙に振りにくい。とか、しばらく使ってれば気にならなく程度。
他に気がついたところは、クラッチカム抑え板がなんか材質変わってる気がする。心配してた、本体Bとフレームとの嵌合はまあ、そこそこ良さそう。

 あとクラッチはフィーリング良くて、今までの機構とは変わってる。⇒ http://www.ekouhou.net/%E4%B8%A1%E8%BB%B8%E5%8F%97%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%81%E5%88%B6%E5%BE%A1%E8%A3%85%E7%BD%AE/disp-A,2012-65574.html

 スプールの軸受部は前のアンタレスとかに似てる感じでベアリングの当たり面が狭いやつ。⇒ http://j.tokkyoj.com/data/A01K/2541679.shtml

 全体として見るとなんだかんだで良いよこれ。安くはないけれど、コストパフォーマンスは悪くない気がする。多分壊れないし。。じっくり使ってみたいね。