extella

 ネーミング能力の無さに定評のあるseqerでした。

 シマノ エクスセンスC3000Mのチューンナップを考えた時、丁度良いサイトに巡り会ったので真似してオーバーホール兼小改良を施した。エクスセンスの完成度に不満が有るわけでは無かったのだけれど、掃除と注油以外何もしてなかったし、スコーピオンXTというサブ機が常に出撃可能なのでこの機会にね。
 で、オーバーホールはまあ、適当に。最初だからベアリングをCRCで洗ってシマノ純正グリスとオイルで。。まあ、グリスあんまり汚れてなかったんだけどね。今時は加工精度高くて初期の摩耗が少ないのかな。

 改良の方は詳しい方のサイトによるとエクスセンスC3000Mのボディと'07ステラC3000のボディがほぼ同じらしく、簡単にベアリングを3個増やせるとの事で。まあ、結論から言うと、加工とか何もしないで3個増やせた。クロスギヤピンに1個、クロスギヤの上端に1個、アームローラーに1個。アームローラーには元々1個入ってるからダブルになる。ベアリングは純正のSARBが高価なのでミネベアのヤツを部品屋で注文した。
630ZZと520ZZW52を1個ずつ、740ZZを2個。アームローラー用はペアで換えたから計4個。1334円。
 あと、細かいブッシュ、カラー、シムとかは'07ステラとエクスセンスのパーツリスト見比べて要りそうな物を1000円分くらい注文すれば巧く行くと思うよ。

 バックラッシュ調整の参考値だけど、クロスギヤピンベアリング+ブッシュはシムなしでスラスト方向に0.1mmオーバーサイズになるのでシム0。クロスギヤのスラスト方向は交換したブッシュとベアリングが共に2.475mmなので調整無し。余裕有るなら0.2くらい詰められるかも。アームローラーはシム入れても多少動くようになってるから取りあえず入れてない。
 あと、メインギヤはバックラッシュが大きいとかネット上で見るけど僕のはギリギリで0.1mmが2枚入ってた、+0.05mmだとバックラッシュが丁度0くらいな風味だったから元の0.2mmで経過を見る。

 正直な所、その、クロスギヤとクロスギヤピンにベアリング入ってても空回しでは違いを体感出来ない。だからエクスセンスはブッシュにしてあるんだと思うけど、、まあ、エクスセンスはツインパワーの派生で、そのツインパワーがたとえ先代とはいえステラと同じスペックでは市場に出せない云々も有るのかもしれない。 これでステラに追いつくわけではないんだけどね。あっちにはローター上部のベアリングとピニオン下端ベアリングとか有るし。

 とにかく、ならししてみてどう変わるかだね。あ、あと、ついでだしエクスセンスの太いハンドルノブが嫌だったからソアレBBに付いてた細いノブに換えてみた。握り易いけどハンドル周りが一気にチープになった。

 以上。明日休み。