ロックンロールは死にませんよー!

Tue, Jul 28, 2009

 今年の流行語大賞は決まったも同然だね。「間違えちゃった」でも良いけど。

 一時はどうなる事かと思ったけど、2年振り、3度目のフジロック参戦を終えた。今年は今までより少ない全4人パーティ。個人的には今までより随分パッシブな動き方をしていた割に今までで一番楽しかった。「その年毎に素敵なFRFが有る。」とか言った方が印象が良いと思うんだけど、楽しかったんだから仕様が無い。

 一因として、前回、一昨年よりフィジカル面で辛い仕事をここ一年続けてきたから、持久力が付いてたことが大きいと思う。あと最高にくつろげる宿!完璧。。二日目に全力出しても三日目余裕だったし。みんなもっと鍛えよう。フィジカル フィジカル!

 未知のアーティストばっかりだったのも良かった。SeqerFRFガイドライン(平成21年度版)は、「中途半端に知ってる何となく好きなアーティストを観に行くより、他のみんながどうしても行きたがる所に付いて行く事」を薦めていたので、積極的に付いて行った。大正解。たとえ僕にでも音楽は届く! パーティのみんなと感動を分かち合えるのも充実感あったしね。
 しかし、どうしても譲れないところは行っとくべきで、80Kidzはノーコメントとさせて頂くとして、The Bloody Beetrootsは今年のベストアクト。Fake Bloodから深夜のCrookersまで粘るつもりだったけど彼らが良過ぎたお陰様でザックリ終了のゴング。その後もっと凄くなるとか全然考えずに宿に帰っちゃった。多分、それで良かったのだと信じたい。
 Franz Ferdinandも良かった。新しいアルバムをたいして聞いてなかった割にすっかりのせられちゃったし。売れっ子はやっぱ違うわ。
 あと最終日の最後に観たDE DE MOUSEが完璧にノーマークだった上にばっちりハマってしまって、そういう現象が起きたことが愉快で堪らなくて、どうにも素晴らしいエンディングだった。

 兎にも角にも、今回の満足は、もし僕一人だったら確実に得られなかった訳で、パーティの3人には飽きれるほど感謝している。いつもいつもありがとう。この恩はいつか必ず、ロックな形で返させて頂きます。覚悟しとけ。

 しかし、毎回フジロック後に何か書くのは苦労する。もうね、思ってることを上手く表現できないから書かなくても良いかな。とか考えちゃうんだけど、やっぱり少しでも残しておきたくて。

 三日間のことを思い出せなくなる時が、きっと来るので。その時の僕へ向けて。
 
 今年のフジも楽しかっただろ?