roygbiv

 年々、集中力が長く続かなくなってきてる気がする。まあ、昔はよかったな、って話になってしまって悔しいんだけれど、学生の頃は興味のあることだったら割となんにでも睡眠時間をガリガリ削ってやってた気がする。しかし、特にここ数年は「寝なきゃヤバい(明日が」とか、明日もこれ続行したいから、今日のところはこの辺で勘弁してやろう、とかいらん気を使うようになってきてる振りをして、実際にはもう集中できねーよ。的な事が多い。頻繁に寝落ちするし。。
 特に読書なんか、休日にしろ、夜なべにしろ、何かをやってる途中で、あー疲れたかもちょっと横になって読書でもするかー、数時間後、、おっといけねえ一冊終わっちゃったよ。みたいな時間の使い方でするものだったんだよね。若い頃は。 けど今は、今夜はとにかくこの本を1章でも進めるぞ!って思って、開いたところまでは記憶にある。。あるある。


 そういう若い情熱って、過ぎてみるとカタルシス有るけど、やっぱり自分だけのもので、体験だから、若干寂しい青春だと思ってね。。 つまりね、とにかく今年の夏(休み)は一言で言うと「大人の余裕」だったなと。時間が潤沢に余った訳ではないし、生まれてこのかた貯金に縁のない僕だけれど、久しく会う友人たちと過ごす一時一瞬はきめ細やかで、継ぎ接ぎだらけの社畜には、その憩いがむず痒く、心地よかった。僕らはそれを青春と呼んでいいと思うんだ。

 7月の後半、埼玉に発ち、途中フジロックに参戦した。入場は一日だけ、だけど、いつもの3日参加にないコンプレッションを感じたし、モチベーションも高いままだったので非常に有意義だった。単にサカナクションジャスティスが良かったってのも有るけど、もう何回目か数えてないくらいの場馴れっぷりでパフォーマンスに集中できたのかもね。あと、同行した皆にはいつも以上に感謝。なんも準備しなかったし、片付けもしんで埼玉に戻ったしね。めんごー&ありがとう!
 もう一つ資格取って、佐渡帰ったら講習中に衝動落札したリールが届いてて一喜一憂し。。既に同僚は夏休みの人もいて、盆ムード。惰性で仕事したり、しなかったり。そのうち本州の人たち帰ってきて、遊んでくれてありがとう。大野亀からの絶景ビュー、アースに花火、他にも色々。あ、鳥越文庫いいとこだった!
 写真を見返しながら、なにが一番良かったかなーって考えると、これって言うのがないんだけど、トータルで凄くいい。みたいな、わかりにくい洋楽のアルバムみたいなそういう夏だった。
 さらに、親から、誕生日プレゼントとして破格の条件付きでシンセサイザー頂いたし。その破格の条件を達成するためにも、とか適当に理由つけてローン組んで自転車も買ったちゃったし。ガジェットは十全に揃った。

 これから冬にかけて、仕事の忙しさが《流れに任せて川下り、ただしずっと滝》みたいな厳しさで続くと思われるので、某リア充の結婚式とかエレグラとか、夏の間に手にれた各種ガジェットを駆使したりして、楽しいことだけ考えてどうにか年末の休みまでもって行きたいな。